2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
植物だと根っこで微生物と共生しているイメージですが、葉も主要な部位らしく、dysbiosisを起こすような変異体(自然免疫や小胞輸送の多重欠損)を作ると葉っぱで損傷が起きるそうです。 興味深いのはFirmicutesの減少とProteobacteriaの増加といったヒト炎…
Trachemys scripta elegans (ミシシッピアカミミガメ。線虫ではない)は温度によって性決定する(26℃で雄、31℃で雌)ことが知られており、筆者たちは以前histone demethylase KDM6Bが温度依存的(26℃)に性線に発現して雄性決定遺伝子Dmrt1のクロマチンリモデ…
粘膜面の分泌型immunoglobulinというのは病原体の排除のために進化したのか?それとも共生細菌の恒常性維持のために進化したのか?という疑問を探るべく、筆者たちはアマゾンの奥地…ではなくニジマスを探索。お魚はIgTというクラスを粘膜面で分泌するらしい…
ヘビの毒腺からオルガノイドを作ることに成功したという論文。毒腺オルガノイドは多様な毒素産生細胞を含み、機能的な毒素が産生されるらしいhttps://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(19)31323-6
Stappenbeckらのcolon organoidをmonolayerにして色々している論文。やはりNIH3T3を下地にしてALI cultureするのが流行のようです。 organoidをmonolayerにすると細胞が密集した島みたいなのが沢山できて「均一にならなくて気持ち悪いな。。。」と思っていた…