月始めに『ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール』でという奴で横須賀芸術劇場に行ったばかりであるが、月末になって今度は響けユーフォニアムの定期演奏会で横須賀に行ってきた。
台風が接近していたために夜公演はクリスマス・イヴに延期となっていた。幸いにも私は昼のチケットを取っていたのでどうにかなった。まぁクリスマスに予定がある訳ではないんだが…
前回行った時は普通のコンサート会場って感じだったが、今回は駅を降りた瞬間からオタの瘴気を感じた。アニメ系イベントにはほとんど行かないので身構えてしまう。
座席は一階席最前列から2列目の中央付近と、コンサート的にはイマイチな配置であった。
でも声優さん(レイナを除く北宇治カルテットの3人)やTRUEさんの様子を数メートル以内から見られたのは新鮮であった。声オタではないのでそんな興奮する訳ではないけど、中の人を間近で見ると感慨深いものがある。
2千円のパンフレットを買わないと曲目すら貰えない仕様。まぁ買うんですけどね。物販は異常に混んでいたが開演前になんとか買えて、おまけに気づいたら新作映画のムビチケ+クリアファイル4枚セット(6千円)もついでに購入していた。やれやれ。
演奏は洗足だけあってさすがに上手い。クラのTosca吹いてるトップの人が楽しそうでよかった。音も好き。
響ユの曲はソロをフィーチャーし過ぎた楽曲ばかりなので、ソリストの皆さんが大変そうでした。三日月の舞もリズも難易度の割に演奏効果が低い気がするので、私もやってはみたいものの、へたっぴな団体は手を出せないですね…。
で、今回個人的にメインであった『リズと青い鳥』全楽章ですが、オーボエソロ来るかぁ!と身構えていたらなんと2楽章と3楽章の間におちゃらけ声優トークが挟まってしまった。リズと青い鳥は非常に好きな作品であり曲でもあるのでこれには興ざめ…構成を考えた人の問題だと思うけれど、4楽章通して一つの作品なので、宇治公演やクリスマスイブには改善してあげて欲しい点である。
それ以外はとても良かったです。楽譜が欲しい。